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ACO (Asumigaoka Chember Orcestra)

演奏会のお知らせ

第12回定期演奏会 2013.11.10

第12回定期演奏会は2013年11月10日(日)
"森のホール"にて開催します。

● 会場住所:千葉県長生郡長柄町上野521-4 生命の森リゾート内 アクセスMAP
● プログラム
  1部  チャイコフスキー 弦楽セレナーデ

  2部  秋の午後 バリトンと共に

      バリトン独唱  加来 徹 (二期会)

      こうもり序曲
      アンダーソン ブルータンゴ
      ロシア民謡 ともしび 黒い瞳
      イタリア民謡 
      オペラアリア
      日本の曲 赤とんぼ いい日旅立ち 他

● 指揮:辻 博之


● バリトン:加来 徹

【プロフィール】
福岡県福岡市出身。

4歳よりヴァイオリンを始める。
中高時代にブラス部にて、サックスやオーボエを経験。高校時代に声楽を始める。私立泰星高校卒業。

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同声会賞受賞。同大学院修士課程独唱科を首席で修了。修了時、大学院アカンサス賞を受賞、武藤舞奨学金を受けウイーンにて研修。
第55期二期会オペラ研修所マスタークラスを総代で修了し、最優秀賞および川崎靜子賞を受賞。
第20回友愛ドイツリートコンクール第2位。日本歌曲賞、日本R.シュトラウス協会賞を受賞。
藝大在学中は藝大メサイアのソリストを務めた他、「天地創造」「ハーモニーミサ」「楽園とペリ」「台東区第九公演」やJT主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、藝大モーニングコンサートのソリストに選ばれた。
声楽を福嶋敬晃、勝部太の両氏に師事。これまでに鈴木雅明、下野竜也、大友直人、E.オルトナー、F.レニッケ、現田茂夫、小泉ひろし等の指揮者のもと、新日本フィルハーモニー、神奈川フィルハーモニー、藝大フィルハーモニー、九州交響楽団等と共演。
世界各国の歌曲に幅広いレパートリーを持ち、バロックから現代までそれぞれのスタイルで演奏するのを得意としている。
主にコンサートソリストとして活動しているが、オペラではモーツァルト《コシ・ファン・トゥッテ》のグリエルモ役でデビュー。
《ドン・ジョヴァンニ》のタイトルロールをはじめ、多く活動している。2013年1月にはサントリーホールにて「成人の日コンサート」に期待の若手として出演し、ミュージカルにもレパートリーを広げている。2月にはメノッティの歌劇(彌勒忠史演出)《アメリア舞踏会へ行く》のアメリア夫役にてコメディ作品でも好評を博す。
現在バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして海外ツアー他、録音にも参加。2012年7月には、待望のデビューアルバム「Kaku Toru Dèbut」をリリース。フェリス女学院大学非常勤副手を務める。二期会会員。エミューズ音楽事務所所属。
後援会HP→http://www.kaku-toru.net/

チャイコフスキー作曲「弦楽セレナーデ ハ長調 作品48」

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが作曲した弦楽セレナーデ(セレナード)は、クラシック音楽の中でも特に有名な楽曲です。
とりわけ、第1楽章はその序奏(イントロ)が広く一般に知られてます。

悲壮感あふれる序奏は、第4楽章(フィナーレ)の終結部でも再現されるなど、楽曲全体の核となるものです。
NHKテレビの番組「N響アワー」のオープニングテーマとしても使用されていました。
曲が進むにつれ、チャイコフスキーらしさが随所に現れて(花のワルツなどのフレージングとよく似てるところが多く)飽きさせません。

また、この曲は、モーツァルトへの尊敬から作曲されたともいわれています。
古典派時代に盛んに作曲された(夕方にしばしば屋外で演奏される音楽のような)弦楽セレナードの形式を借用していますが、19世紀のセレナーデは演奏会用の作品に変質しており、壮大なスケールの楽曲です。

チャイコフスキーがモスクワ音楽院に着任した時からの親友コンスタンチン・アルブレヒト(チェロの教授)に捧げられたこの作品は、チェロパートが大活躍します。

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